紺碧ブログ

自転車や写真など筆者が関心のあることを気ままに書いていくブログです。

紺碧ブログ100記事目を迎えて。いろいろ振り返ってみる [チャレンジ/アウトプット]

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今回で100記事目を迎えた『紺碧ブログ』。

記事を書き始めた時に「100記事は続けよう」と心に決めていたマイルストーンになります。

100記事目という節目ですので、これまで『紺碧ブログ』を振り返り、改めてブログを書く意義や目的を確認し、今後の抱負なども書いていきたいと思います。

目次

2018年 年頭に定めた目標

 今年(2018年)1月に参加したニューイヤーセミナーなどで自己を見直した際、自分には「発信力」や「組織力」が圧倒的に足りないという点に気づかされ、『2018年は行動とアウトプットの年』と定めて自分なりに色々模索してきました。

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■2018年の目標

  • 受ける側から提供する側への転換
  • 自ら組織を立ち上げる
  • 積極的なアウトプット

 

受ける側から提供する側への転換

ここ5年ほど様々な英会話サークルや英会話カフェなどに参加してきました。

英語の学習習慣も身につき英会話力やTOEICなどはそれなりのスコアも取得できるようになりましたが、習得した英語力を殆ど活用できていない事実に気づかされます。

せっかく習得した英語を何らかの形で活用したいという思いは徐々に高まり、受ける側(インプット)から発信する側(アウトプット)への転換を試みて英会話の進行役(ファシリテーター)に挑戦してみました。

これまで進行役のような役割は苦手としていましたが、敢えてやってみたところ色々なフィードバックも得られ、自分にもできるという自信にもつながっていきました。

 

自ら組織を立ち上げる

小さくても何らかの組織を立ち上げて運営している人とそうではない人とを比べると、前者の方が圧倒的に学べるものが多く、成長も早く、成功している方も多いと思います。

もっと早くやるべきでしたが、私もやっと重い腰を上げて、将来につながる何らかの組織を自分で立ち上げて運営することを決意し、『紺碧会~英語で異業種交流~』を立ち上げました。

この交流会は英会話の習得を目的としたサークルではなく、あくまで異業種交流を目的としたもので、様々な業種の方に参加して頂いて、お互いの未知のフィールドに触れることで見識を広げていったり、参加者同士が補完し合うことで、新しいビジネスや活動につながっていくようなことを目的としています。

 

WEBで告知活動を行っていますが、毎回この趣旨に賛同してくれた方に参加していただいており、リピートしてくださる方もいて、大変うれしく思っています。

異業種交流に興味があるけど英語がネックという声もあり、今では英語の交流会だけでなく、日本語の交流会(青風会)も同時に行っています。

 

積極的なアウトプット

2018年は『アウトプットの年』と定め、積極的な情報発信を行っていくことを決意。

異業種交流会『紺碧会』を主催して第1回の活動を行った後、この交流会のハブとなるサイトが必要になったのを機に当ブログ『紺碧ブログ』を立ち上げました。

 

紺碧ブログでは、私自身のアウトプットだけでなく、語学や自己啓発、リーダーシップ、仕事術、書籍やセミナーや交流等で学んだ、ビジネスに役立ちそうな情報発信になればとの思いで綴って来ましたが、今では趣味的なものも含めて、もう少し自由に様々な情報を発信するように変えています。

 

百人いれば百人が違う趣味や体験や感性を持っています。

『紺碧ブログ』を読んで興味を持った方にも交流会に参加していただいて、仕事だけでなく趣味や体験などもシェアし合い、参加者同士の興味の範囲が広がっていったらいいなと考えています。

これまでの紺碧ブログを振り返ってみる

出会いを通じて世界が広がったと感じたこと

英語を通じて知り合った友人からの招待で行ったフランス。
そこでの出会いもまた強烈な印象がありました。
『紺碧会』や『紺碧ブログ』の立ち上げもこの経験に起因しています。

 

英語学習関係

英語をやっていて交流が広がっていった経験から、自分がやってきた英語の学習に関する情報を発信してきました。

5年弱の英語学習の中でも効果的だったものを紹介してきたつもりです。

 

TEDのレビュー

TEDのプレゼンを視聴したレビューを書いてみました。

TEDは様々な分野の成功者のプレゼンですから、リーダーシップやビジネスで役立ちそうな情報の宝庫で、レビューを書くことで沢山の貴重な学びがありました。

 

書籍のレビュー

これまで読んできた本から印象に残っているものをレビューしてみました。

レビューを行うことで本の内容をより深く理解でき、改めて発信することは学びを深めることなんだということを実感。

 

仕事術やアイデア出しのツールなどの紹介

企画の仕事をやっていると日々アイデアを出すことを求められます。

この仕事は常にアウトプットが求められるので、どうすればより良いアウトプットを行っていけるのかを模索してきました。

その中で役立っているツールなどを紹介してみました。

マインドマップは活用されている方もいらっしゃって、記事の反応もかなり良かったです。

 

文房具の紹介

自分が好きな文房具の紹介。

完全に自分の趣味的な内容だったのですが、意外と共感していくれる方が多いので驚きました。

 

その他

旅行やグルメ、ガジェット、イベントなどに関することも発信してみました。

今後も敢えてテーマを絞らずに色々発信していこうと思います。


今後の抱負

アウトプットを続けていく

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人間の脳は強く意識している事柄に対して、無意識下で自動的に情報を趣旨選択する能力があるそうです。

アウトプットを強く意識するようになってから、アウトプットスキルに関する情報などが目に留まるようになってきました。

中でも最近読んだ樺沢紫苑氏の著書『学びを結果に変えるアウトプット大全』は、実践したい内容が一杯で、目下私の座右の書となっており、日々読み返しては実践するようにしています。

アウトプット大全に『100・300・1000の法則』というものが書かれていました。

ブログ記事などのアウトプットは、100・300・1000それぞれのステージで大きな変化があるというのです。

100記事は漸く最初のステップを踏んだ所。

これから300・1000記事と書き続け、情報を発信して行こうと思います。

 

Connect the dots

早いもので2018年も残り2ヶ月足らずとなってしまいました。

今年は例年に比べて色々変化を起こせた学びの多い年でした。

 

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以前ブログで取り上げたスティーブ・ジョブズの演説の一説に 

You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward.
So you have to trust that the dots will somehoow connect in your future.

未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、将来何らかの形で点が繋がると信じることだ。

という言葉があります。

 

点は必ず結ばれて線になる」と信じ、当ブログ『紺碧ブログ』や交流会『紺碧会』『青風会』を続けていくことで人生のどこかで繋がって実を結ぶことを望んでいます。

 

これからもよろしくお願いします!

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『7つの習慣』の深い理解と実践方法について考えてみる [自己啓発]

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以前、書籍「7つの習慣」をこのブログで紹介しましたが、今回は「7つの習慣」の実践方法について考えてみたいと思います。

目次

 

書籍『7つの習慣』について

書籍『7つの習慣』は日本国内だけでも累計発行部数200万部という大ベストセラーです。

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!

  • 作者:ティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12/25
  • メディア: 単行本
 

『7つの習慣』は人生を歩んでいく上での優れたOS(オペレーティングシステム)と位置づけており、優れたOSがあってこそ、アプリケーションであるスキルの力が発揮できると強調しています。

全世界3,000万人、国内200万もの人たちが『7つの習慣』を人生のOSとして活用し、ビジネスを成功させるだけでなく、習慣や人格、そして人生をも変えていると言われています。

『7つの習慣』を深く理解する

「7つの習慣」に書かれている内容は素晴らしく、確かに人間として大きく成長できると思える内容です。
…ですが、本書を読むだけでは本当の理解につながりにくかったり、習慣的に実践を行うことが難しいという問題に直面します。

そこで、コヴィー博士はハイラム・スミスという同志と共に『7つの習慣』をベースにした『フランクリン・コヴィー』という会社を立ち上げました。

関連書籍を読んで理解を深める 

ハイラム・スミス自身もTQ〜Time Quest〜という本を書いています。
「心の安らぎを発見する時間管理の探求」という副題にあるように、人生をより豊かに生きるための時間管理法について、自身の経験を紹介しながら説明しています

TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究

TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究

  • 作者: ハイラム・W.スミス,Hyrum W. Smith,黄木信,ジェームススキナー
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1999/01/01
  • メディア: 単行本
  •  

こちらも良書なので、一読の価値があると思います。

また、マンガ版の『7つの習慣』シリーズは、ヒロインが直面する問題を『7つの習慣』の観点から解決していく形式を取っており、より実践的に『7つの習慣』を使っていく方法が学べると思います。

まんがでわかる 7つの習慣

まんがでわかる 7つの習慣

  • 作者: フランクリン・コヴィー・ジャパン
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2013/10/11
  • メディア: 単行本
  •  
まんがでわかる7つの習慣2 パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣 (まんがでわかるシリーズ)

まんがでわかる7つの習慣2
パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣
(まんがでわかるシリーズ)

  • 作者: フランクリン・コヴィー・ジャパン,小山鹿梨子
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/07/11
  • メディア: 単行本
まんがでわかる7つの習慣3 第3の習慣/第4の習慣/第5の習慣 (まんがでわかるシリーズ)

まんがでわかる7つの習慣3
第3の習慣/第4の習慣/第5の習慣
(まんがでわかるシリーズ)

  • 作者: フランクリン・コヴィー・ジャパン,小山鹿梨子
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/10/09
  • メディア: 単行本 
まんがでわかる7つの習慣4 第6の習慣/第7の習慣/第8の習慣 (まんがでわかるシリーズ)

まんがでわかる7つの習慣4
第6の習慣/第7の習慣/第8の習慣
(まんがでわかるシリーズ)

  • 作者: フランクリン・コヴィー・ジャパン,小山鹿梨子
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/01/15
  • メディア: 単行本 

 

研修に参加して習得する 

コヴィー博士とハイラム・スミスの会社『フランクリン・コヴィー』は、『7つの習慣』をベースにした企業向け研修プログラムで大きな成功を納めます。

そしてその研修プログラムは世界中へ広がり、改良を重ねて現在も人気の研修として高評価を受けています。

もちろん日本でも開催されています。 

かなり前になりますが、私も『7つの習慣』をベースとしたリーダーシップ研修を受講したことがあります。

参加者と一緒にワークを行いながら学ぶことで『7つの習慣』の実践についての理解が深まり、実生活での活用方法もわかってくるようになりました。

最新の研修プログラムである『7つの習慣® SIGNATURE EDITION 4.0』は、長年改良を続けた『7つの習慣』研修の集大成となっており、より洗練された内容である謳われています。

7つの習慣® SIGNATURE EDITION 4.0」は、書籍『7つの習慣』をベースに、セルフ・リーダーシップや効果的なコミュニケーション、そしてシナジーの重要性など、時代や場所が変わっても絶対に変わることのない普遍(不変)の原則とともに、現在私たちが直面しているライフスタイルやビジネスシーンがもりこまれた身近なコンテンツとしてお届けすることで、日常での応用と実践をイメージしやすい設計となっています。また、「7つの習慣®」を確立されたフレームワークとして身に付けることで、常日頃から自分自身の現状と向き合い、意識的に思考や行動、そして習慣を改善していく事が可能になります。
--- フランクリン・コヴィーWEBサイトより


■期待できる効果
<個人レベル>

  • 「人格」と「能力」を高いレベルで、バランス良く兼ね備えた人財を育成する。
  • 個々人のセルフ・リーダーシップを開発し、主体性、目的意識、生産性を高める。

<チームレベル>

  • メンバー間のコミュニケーションの質を改善することで、人間関係や協調性を向上させる。
  •  チーム内にエンゲージメントとシナジーをもたらし、チームが生み出す成果を最大化する。

<組織レベル>

  • 全社的に確立した共通言語とフレームワークを定着させる。
  • 勝ち続ける企業カルチャーを醸成し、他社には真似できない独自の競争優位性を発揮する。

研修の内容については、以下の動画を参考になると思います。

 

ツールを使って日常で実践する

関連書籍や研修で深く理解した後、『7つの習慣』を日常生活でどのように活かしていったら良いでしょうか?

フランクリン・コヴィー社(現フランクリン・プランナー・ジャパン)は、7つの習慣の実践ツール『フランクリン・プランナー』も用意しています。

私も以前長期間に渡って愛用していましたが、フランクリン・プランナーはよく考えられたツールだと思います。

特に「一週間コンパス」は素晴らしいと思います。

◎肉体・知性・社会/情緒・精神の4項目の行動目標を定める

◎一週間で集中したい役割とその行動目標を定める

毎週これを見直し、目標を定めて行動していくことで成長していくというものです。

一週間コンパスは単体でも販売しているので、別の手帳で使うこともできます。
(私は一週間コンパスを単体で購入したり、フォーム自作してプリントアウトしたりして使い続けています。)


フランクリン・プランナーについてはこちら記事で詳しく取り上げていますので、よかったら参考にして下さい。

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TEDレビュー:『下町ロケット』のモデルとなった植松勉氏のプレゼン『思うは招く』 だったらこうしてみたら? で 夢はかなう [自己啓発・ビジョン]

今回は、『下町ロケット』のモデルとして有名なった植松努氏のTEDxSapporoプレゼンテーションをレビューします。

プレゼンター紹介

植松 努(うえまつ つとむ)氏は、北海道芦別市出身の技術者であり実業家。

 
■来歴
1989年北見工業大学工学部応用機械工学科卒業。1989年菱友計算に入社。1994年同社退社し、植松電機に入社。1999年同社専務取締役。2005年人間力大賞グランプリを受賞。2006年カムイスペースワークスを設立し、代表取締役社長に就任。2016年植松電機代表取締役社長に就任。この他に、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター理事も兼職。
--- Wikipediaより
 
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「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」に。
人の可能性を奪わない社会を目指します。

 

子供の頃、飛行機やロケットに関わる仕事に携わることを将来の夢としていた植松氏。

中学生の頃に先生や大人から繰り返し聞かされた『夢を砕く言葉』に悩まされながらも夢を追いかけ続け、そしてそれを実現してしまうのです。

 

◎TEDxSapporo プレゼン 動画

おばあちゃんから教わったもの

植松氏の祖父母は戦前樺太に住んでおられ、戦争に敗れてソ連軍が攻めて際に土地を追われ、自分が貯金したお金が全部紙くずになったことを知ったそうです。
そこで得た教訓は『お金は値打ちが変わってしまうもの』ということです。

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「お金は値打ちが変わってしまうものだよ。だからくだらないお金があったら貯金なんかしないで本を買いなさい。頭に入れなさい。そうすれば誰にも取られないし、新しいことを生み出すんだよ。」
植松氏は子供のころに祖母からこのように教えられて育ってきました。
祖父母の影響もあり、松村少年は飛行機やロケットに関わる仕事に携わることを将来の夢としていました。
しかし・・・

夢を砕く言葉

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「夢みたいなことを言ってないでテスト勉強しなさい!」

「そもそも宇宙なんちゅうものはよほど頭が良くないと無理だ。凄くお金もかかるだぞ! だから、それは別世界の話だ。お前なんかが出来るわけ無い。」

中学の先生やいろいろな大人から繰り返し聞かされた『夢を砕く言葉』によって植松氏は追い込まれていきます…

夢ってなんだろう?

夢ってなんだろう?

できそうな夢しか見ちゃダメなんでしょうか?

でも出来るか出来ないかは一体誰が決めるんだろう?

周囲からの圧力や自問自答を繰り返す日々を送る中、かつて読んだ本の偉人たちが彼を夢に向かわせます。

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ライト兄弟エジソン…彼らも誰にも信じてもらえない人たちでした。応援もしてもらえなかった。でも、彼らは一生懸命頑張って夢を実現していきました。

それを励みに植松氏は夢に向かって頑張っていきます。

人間が生きていくためには自信が欠かせない

 小学校の頃、植松氏は担任の先生から信じてきたことを全否定さるような言葉を聞かされます。

どうせ無理

これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。

とっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もせずに済んでしまうから、とってもらくちんになれる恐ろしい言葉でもあるんです。

 「どうせ無理」という言葉を使うのは、やったことがない人たち…

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こんなこと教えてくれるのは、やったことがない人なんです。やったことがない人が適当なやらない言い訳を教えてくれるんです。

できない理由を探すのではなく、
できる理由を考える

人生はぶっつけ本番だから失敗して当たり前。

失敗してしまったときは自分を責めずに『ただいま成長中』と言ってみる。

僕らにとって失敗というものはよりよくするためのデータに過ぎません。ぶっつけ本番だから失敗して当たり前です。失敗はよりよくするためのデータだと思って乗り越えて欲しいです。

僕らがやっていくべき事は、できない理由を探すことではない、できる理由を考えることです。

だったらこうしたら」で夢は叶う。

「どうせ無理」を「だったらこうしたら」に置き換える。

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思うは招く

だったらこうしたらで夢は叶う!

下町ロケット

 『下町ロケット』は、半沢直樹シリーズや空飛ぶタイヤなどのベストセラーを次々と執筆している池井戸潤氏原作の小説です。

2015年にはTVドラマとしてもオンエアーされて人気となっていました。

今回紹介した植松 勉氏はこの作品のモデルとなった方です。

本作は町工場の社長が宇宙を夢見てロケット開発に携わる物語…

改めて読み直したくなりました。 

下町ロケット (小学館文庫)

下町ロケット (小学館文庫)

下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)

下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)

下町ロケット ヤタガラス

下町ロケット ヤタガラス

 

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LOVE文房具:書籍「考える鉛筆」 と 小日向京さん [文房具][筆記具]

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今回は以前も簡単に取り上げた書籍「考える鉛筆」(小日向京著)をじっくりレビューしたいと思います。

筆者紹介

名前:小日向 京(こひなた きょう)
   (1968年生まれ) ※お、同い年だった。
職業:文房具ライター

「趣味の文具箱」(エイ出版社刊)で「旅は文具を連れて」「手書き人」などの手稿を連載。同誌にて様々な文具の紹介を行っています。

 

また、ナガサワ文具センターのサイトにて『ひねもす文房具』というブログも書かれています。

このブログは文房具好きにはたまらない魅力があり、たびたび覗かせてもらってますが、その充実っぷりにいろいろな刺激を受けています。

私にとって、このブログやは「趣味の文具箱」は物欲を大いに刺激されるので大変危険なんですが…

 

文房具ライターという職業柄、小日向さんの文房具に対する知識と愛情は半端ないです。

無類の鉛筆好きとしても有名で、あふれる鉛筆愛を著書『考える鉛筆』に注ぎ込んでいます。

趣味の文具箱

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毎号毎号恐ろしほどディープな文房具に関する情報やコラムが掲載されている雑誌。
サンプルの表紙を見てもわかるようにターゲットは文房具の世界にどっぷりハマってしまった人のようです。

f:id:konpekikai:20181009211128j:plain趣味の文具箱 vol.41の小日向さんの記事

 
記事の内容もこれまた濃い。
万年筆の飽くなき筆記感を追い求める精神(記事では『筆欲を満たす』と表現されています)に脱帽です。
 

考える鉛筆

それでは、小日向さんの著書『考える鉛筆』についてレビューしたいと思います。
考える鉛筆

考える鉛筆

  • 作者: 小日向京
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: 単行本

はっきり言って、かなりディープな内容の本です。

かつて鉛筆に対してここまで細かく追求して書かれた本はなかったと断言できます。

この本を読むことで鉛筆に対する認識が変わります!

 

削る愉しみ

 鉛筆が他の筆記具と大きく異なる点は『削る』という行為。

これを面倒くさいと取るか、愉しみと取るかで意見は大きく変わる。

削る』と当然削りカスが出るわけですが、そのときに鉛筆独特の木の香りを楽しむことができます。

また、削り方によって削りカスの形状も変わる。

美しく削れた削りカスのことを著者は「かす美」と称し、捨てずに取っておいて愛でるというフェチぶりも鉛筆への愛深さゆえなのでしょう。

本書では様々な削り器についても紹介されています。

中でもDUXのメタルシャープナーは個人的にも気になる存在です。
ダイヤルを回すことで芯の長さを3段階に調整できます。

DUX シャープナー(レザーケース付) 4322N

DUX シャープナー(レザーケース付) 4322N

  • 出版社/メーカー: 丸善(MARUZEN)
  • メディア: オフィス用品

ちなみに私はステッドラーのシャープナーを愛用しています。
切れ味バツグンで、私好みの芯の長さに削れます。

ステッドラー シャープナー 1穴

ステッドラー シャープナー 1穴

 

鉛筆達人はナイフで削ることも嗜んでいます。

本書でオススメされいた鉛筆削りにピッタリのナイフは『肥後守』。

削り口をイメージ通りに削ることができるとのこと。

永尾駒製作所:昔なつかしいナイフ 肥後の守 青紙割り込み 中

永尾駒製作所:昔なつかしいナイフ
肥後の守 青紙割り込み 中

  • 出版社/メーカー: 永尾駒製作所
  • メディア: その他

本書では写真入りで削り方も説明されいます。 

 

 キャップの話

鉛筆を持ち歩く場合、芯で汚れないようにするにはキャップをつけるのが一番簡単。

鉛筆用のキャップは様々なものが売られていますが、汚さず持ち運ぶという目的だけなら、割り箸の紙袋を紙のキャップとしてもオーケー。

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わりばし鉛筆 

 

 パーフェクトペンシル

当ブログでもたびたび紹介しているパーフェクトペンシル
これも鉛筆キャップの一種です。
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キャップに削り器が内蔵されており、消しゴム付きの鉛筆と一緒に使うことで「書く・消す・削る」を行うことができることからパーフェクトペンシル命名されています。
本書ではパーフェクトペンシルにリボンをつけて首からぶら下げる活用が紹介されています。
私はUFOパーフェクトペンシルを愛用していますが、本書の活用例をアレンジして、会社ではICカードフォルダに引っ掛けて首からぶら下げています。

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ICカードフォルダの後ろには付箋が貼ってあって、ちょっとしたジョッター(メモ)として活用していますが、これがなかなか快適!
とっさにメモをしたい時に紙がない!筆記具がない!なんてことにはなりません。

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鉛筆のあれこれ
その他、本書では鉛筆の歴史や鉛筆の構造、鉛筆の種類、変わり種鉛筆なども紹介されています。
 
また、鉛筆はコピー用紙・付箋紙・広告の裏などなど、紙質を選ばず記入することができる筆記具です。
そういった意味ではボールペンや万年筆より用途が広いと言えます。
 
思考の流れを邪魔しない鉛筆
さらさらと書くことができ、1本で強弱・濃淡が表現できる鉛筆は、最も思考の流れを邪魔しない筆記具といえます。
文字でも図でも絵でもなんだって自由に書いていける。
また、子供の頃に使っていたので、鉛筆を使うことで体感記憶が呼び覚まされ、自由な発想ができていた子供の頃のフィーリングを取り戻すこともできます。
 
鉛筆で想像力を刺激することで、よりクリーティブな活動ができるはずです。
 
当ブログでは他にも鉛筆や他の筆記具に関する記事をアップしています。
よかったら参考になさってください。

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書籍レビュー: 学びを結果に変える アウトプット大全(樺沢紫苑著)〜 アウトプットで人生は劇的に変わる! その重要性とHOW TO が盛り込まれた正に『大全』! [自己啓発][アウトプット][仕事術]

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今回は精神科医 樺沢紫苑著「学びを結果に変えるアウトプット大全をレビューしたいと思います。
 
本書は2018年10月6日現在、Amazonのビジネス・経済書籍売れ筋ランキング1位の書籍です!

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アウトプット力養成中の私としては、正に求めていた書籍と言えます!
本書はアウトプットの効果やHOW TOを解説するのみならず、仕事や生活の場でそれらを活かす方法、そしてインプットとアウトプットの操り返しによって人生をレベルアップさせていくことについて詳しく解説されています。
 
この本はざっと読むだけでは勿体ない!
繰り返し読んでは実践していくことで、大きな成長を遂げることができると確信しました。
すでに私の『座右の書』となっています。

著者紹介

著者の樺沢紫苑(かばさわしおん)氏は、北海道内で精神科医として活躍後、2004年に渡米。シカゴのイリノイ大学うつ病や自殺についての研究に従事。
帰国後、東京で樺沢心理学研究所を設立。
現在は主に執筆活動を行っており、多くの著書を出版。
また、メールマガジンSNSYouTubeなどに積極的な発信を行っており、累計30万人以上のインターネット媒体を所有。
正にアウトプットの大家として知られています。
 
著者が行なっているアウトプットの一部
  • メルマガ、毎日発行 13年
  • Facebook、毎日更新 8年
  • YouTube、毎日更新 5年
  • 毎日3時間以上の執筆 11年
  • 年2〜3冊の出版 10年連続
  • 新作セミナー 毎月2回以上 9年連続
    (※著書より引用)

 

アウトプットの定義

インプットとは、脳の中に情報入れること。つまり「入力」すること。

アウトプットとは、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」することです。

具体的にいうと、「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。

インプットすると脳の中の情報や知識は増えます。しかし、インプットだけでは、現実的な変化は何ひとつ起きません。

アウトプットをすることで初めて現実世界に対して変化や影響を与えることができるのです

インプット = 「入力」すること
 ●読む ●聞く
 → 「脳内世界」が変わる
 
アウトプット = 「出力」すること
 ●話す ●書く ●行動する
 → 「現実世界」が変わる

インプットは「脳世界」が変化するだけ。
アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができる。

21世紀は情報化社会。
巷は情報に溢れてインプット過多の傾向が強く、インプットの量に対してアウトプットの量が極端に少ない人が多いようです。
 
 成長曲線は、アウトプットの量で決まる
「月3冊読書してアウトプットする人」と「月10冊読んで1冊もアウトプットをしない人」では、どちらが成長するでしょうか?
アウトプットしない人は、読書をしたり、講義を受けたりしても「わかったつもり」になっているだけで、実際は知識として記憶に定着していない。「自己成長」はアウトプットの量に比例するのです。
私はこの一節を読んで、ガツーンと食らった感じでした。
かつての自分はインプット偏重で、本書に書かれている通り「わかったつもり」になっていたのです。
インプットする量や時間に対して、本当に学んでいたことは少なかったんだということに気付かされました。 
 
 
 インプットとアウトプットの黄金比は3:7
 
ある調査によると、大抵の人のインプットとアウトプットの比率は7:3だそうです。
これはインプット過剰と言えます。
「インプット過剰/アウトプット不足」これこそが「勉強しているのに成長しない」最大の要因と言えます。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7。インプットの倍の量のアウトプットをする努力が求められます。
 
 
 アウトプットの結果を見直し、次にいかす
 
インプットとアウトプットを繰り返すことで人は成長していくが、次のインプットの前にフィードバックを行うことが不可欠です。 
アウトプットによって得られた反応を評価し、次のインプットに修正を加えていきます。
インプットしてアウトプットすると必ず「疑問」が生まれてきます。
その疑問を放置せず、突き詰めることで「気付き」が見えてきます。
「なぜ」を解決して乗り越えることで成長していきます。

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アウトプット後に適切なフィードバック(評価)を行なって次のインプットにつなげていくことは、現在の自分にとっても重要課題になっています。

やりっぱなしにせずに、ひとつひとつキチンと向き合って行く事で大きく成長できる…

アウトプットの後のフィードバック…意識していきたいと思います。

アウトプットの6つのメリット

アウトプットをすることで人生が楽しく、豊かに変わっていきます。
(1)記憶に残る
(2)行動が変わる
(3)現実が変わる
(4)自己成長する
(5)楽しい
(6)圧倒的な結果が出る!
これだけのメリットがあるのであれば、積極的にアウトプットしないのは損。
積極的にアウトプットして行きたいですね。 
 
人生の成功法則、それが「アウトプット」
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全
(Sanctuary books)

  • 作者: 樺沢紫苑
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2018/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

いかがでしたか?

今回は本書の第1章を要約して紹介してみました。

第2章以降は「話し方」「書き方」「行動力」それぞれについて詳しく述べられ、最終章ではアウトプット力を高める具体的なトレーニング方法が紹介されています。

どの章も非常に有益な内容になっていますので、是非本書を手に取って読んでみてはいかがでしょうか。そして学んだ内容をアウトプットして学びを深めて行けたら良いのではないかと思います。

 
最後に第3章「能力を最大限に引き出す書き方」 から手書きの効果について紹介します。
スタンヴァンゲル大学(ノルウェー)とマルセイユ大学(フランス)の共同研究で、「手書き」と「タイピング」で記憶の実験を行なった結果、タイピングよりも手書きの方が記憶に残りやすいという結果が示されました。
手書きで紙に書いた方が、より記憶に残りやすく、勉強効果が高いことが明らかになっています。

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手書き派の私としては嬉しい情報です!
また本書では「楽しく書く」ことについても述べられており、「自己成長のための『相棒』に惜しみなく投資を」することも推奨されています。
ここで言う『相棒』とは、すなわち『文房具』のことです。
「たかが文房具」とあなどらず、お気に入りを見つけておこう。
(※P185より引用)
当ブログでは文房具についても紹介しておりますので、よかったら関連記事も参考になさってください。

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書籍レビュー:頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? [自己啓発][ノート術][仕事術]

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今回は書籍「頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか」(高橋政史著)をレビューしたいと思います。
 
この本を読んだのはかなり前になりますが、それ以来本書の手法を取り入れてノートを書いています。
レビューにあたり改めて読み直しみましたが、新たな気付きもありました。

頭のいい人は方眼ノートを使う

マッキンゼー外資コンサルタント、東大生合格性…
頭のいい人はみんな「方眼ノート」を使っています。 
方眼ノートを使えば頭が中が整理できるからです。

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筆者は元マッキンゼーのパートナー(役員)の上司からいきなりパソコンに向かうな」と言われ、A4の方眼ノートを渡されたそうです。
パソコンに向かう前に方眼ノートを使ってみると、自分の思考がみるみる整理されていきます。
その経験から『ノートは単にメモをする”道具(ツール)”以上のパワーを秘めている』と実感したそうです。

方眼ノートの効果

方眼ノートの効果
方眼ノートを活用することで以下の効果が期待できます。
①記憶力がアップする
③問題解決能力が高まる
④プレゼンがうまくなる
⑤モチベーションが上がる
⑥勉強力が高まる
PCアプリに例えると…
『横罫線ノート= Word
『方眼ノート= Power Point
だと思っています。
情報の見やすさは Word より Power Point の方が圧倒的に高いのは納得でしょう。
 
方眼だと「美しく書ける」
①余白がキレイにとれる
②行頭・段落が美しくそろう
③行間をバランスよくとれる
④文字サイズを調整できる
⑤読みやすい文字が書ける
⑥図表を描くのが簡単
⑦正確なグラフが描ける
私もノートは方眼やドット方眼を好んで使っています。
横罫線のノートより自然とビジュアル化を意識しますし、構成を考えながら書く癖もついてきます。
後述の3分割フォーマットを使うことで効果的なノートを書くことが可能になり、整理されて見返ししやすいノートにしていくことが可能です。
この本を読んでからは、会議録や思考整理で積極的に活用しています。

頭が良くなるノート
vs能力にフタをするノート

頭がよくなるノート
・見るからにすっきりと美しい
・A4サイズ以上の大きさである
・使うペンは3色以内
・1ページ1テーマで書かれている
・黒板、ホワイトボードに書かれたものを整理して書いてある
・余白が十分とられている
・図、表、絵、グラフなどがたくさん入っている
・ノートを見返して再現できる
私は『母艦ノート』と称したA5サイズのノートを愛用のノートカバーと一緒に使ってます。

 基本的に見開き(2ページ)で1テーマとすることでA4サイズの面積を確保できるので、本書の推奨する手法を活用することができるのです。

またA5サイズは持ち運びも比較的コンパクトで、個人的にはこれ以上大きくなるとやや使いづらく感じてしまいます。
 
能力にフタをするノート
 
・第一印象がきたない。見返す気になれない
・A6以下、メモ帳サイズなどで小さい
・4色以上ペンを使っている
・あれもこれも、とりあえず書き込んである
・黒板、ホワイトボードに書かれたものを丸写ししただけ
・余白がなく、びっしり書いてある
・図、表、絵、グラフなどがなく、文字だけで書かれている
・見返しても内容を再現できない
 
私の使い方
この本からメモとノートを明確に分けるということを学びました。
メモはガシガシ情報を貯め込み、それを整理してノートにまとめることで、使える情報となっていきます。
 
私は機動力の手帳&A7メモ、読み返しする整理された情報をまとめたA5ノートという運用で落ち着いています。
また、ノートの索引や検索用としてEvernoteも活用しています。
 
思考実験を行うときもノートです。
思考するテーマに応じで『母艦ノート』にそのまま書いたり、思考用に使ってるA4サイズのマルマン「Mnemosyne(ニーモシネ)」を使ったりしています。
なお、「Mnemosyne(ニーモシネ)」などに書いたものは、整理した上で最終的には『母艦ノート』にまとめています。
マルマン ノート ニーモシネ A4 方眼罫 N180A

マルマン ノート ニーモシネ A4 方眼罫 N180A

  • 出版社/メーカー: マルマン(maruman)
  • 発売日: 2015/02/16 

頭がよくなるノート3法則!

  ◎「思考の補助線(ガイドライン)」があるからまとめやすい!

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新聞のようにパッと広げればすぐに内容がわかるようなノートが理想です。

そのためには「見出し」と「事実」「解釈」「行動」の3分割でノートを書くと理解スピードが加速する再現性の高いノートをつくることができます。

  [例] 勉強ノート

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  • 上の余白スペース:見出し
    3ポイントで内容をまとめる
  • 左のスペース:板書
  • 中央のスペース:気づいた点や疑問点を書く
  • 右のスペース:板書⇒気づき⇒理解を深めた上で、「要は何か?」を簡潔に要約して整理しておく
[例] 仕事ノート

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  • 上の余白スペース:見出し
    「要は何か?」を書く
  • 左のスペース:事実を書き出す(箇条書き)
  • 中央のスペース:「なぜを5回」
    トヨタ式『なぜなぜ分析』)
  • 右のスペース:事実⇒解釈を踏まえ、現時点で何をするか「行動(打ち手)」を決める

方眼ノートを使ってレベルアップしよう!

私の会社ではノートPCで議事録を取っている人が多いのですが、私は断然手書き派です。

紹介してきたように本書に紹介された方眼ノート術を活用することによって学習や仕事の効率が大きく向上しまので、手書きのアドバンテージを感じています。

最終的にデジタルに落とし込むとしても、まず手書きノートから…

思考も整理され、記憶の定着も良いのでオススメですよ!

図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

  • 作者: 高橋政史
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2014/11/06
  • メディア: 単行本
  •  

ノートを変えるだけで、勉強ができるようになる、仕事ができる人になる、魔法の一冊を、ぜひお試しあれ!

<ノートを変えるだけで、「6つの能力」がアップ! >
1.「忘れない記憶」ができるようになり、記憶力がアップする!
2.「黄金の3分割」で、ロジカルシンキングができるようになる!
3.「新聞のように、ノートにも見出し」をつけるだけで、問題解決力が高まる!
4.「初公開! プレゼンノート」で、プレゼンがうまくなる!
5.「書き心地ファースト! 」な紙とペンで、モチベーションが上がる!
6.「ストーリーとしてのノート戦略」で、勉強力が高まる!

 

◎方眼ノート選びは下記の記事も参考になると思います。

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書籍レビュー:人生は一冊のノートにまとめなさい:奥野 宣之 (著) [ノート術・ライフログ]

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今回は奥野  宣之 (著)『人生は1冊のノートにまとめなさい』を紹介したいと思います。

私はこの本の影響でライフログを始めました。

本書は同じ著者が書いた『情報は1冊のノートにまとめなさい』の続編になります。

情報は1冊のノートにまとめなさい

人生は1冊のノートにまとめなさい』は姉妹書である『情報は1冊のノートにまとめなさい』をベースに書かれた本ですので、こちらの方にも少し触れておきたいと思います。
本書は累計50万部を超えるベストセラーになっています。
現在では、内容をアップデートした『情報は1冊のノートにまとめなさい(完全版)』が販売中です。 
情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

情報管理がうまくいかない!続かない! その理由の一つは 複雑すぎるから!

仕事内容や取引先、勉強のジャンル毎に何冊もノートを使い分けているから結局続かない。 分類・整理を基本としたシステムは、ほとんどの人は使いこなせないのです。

シンプルに1冊のノートに時系列で記入していくだけで情報を本当に使いこなすことができ、分類や整理は一切不要なんです。

本書では、情報の一元管理の有用性やどのように記録していくか、また、どのように振り返るかということについて細かく説明されています。

 Amazonでの紹介文より引用
日付ラベルや区切り線、記号化、ねぎま式メモ、行間、タイトル付け、資料の貼り方、ライフログなどの記述法から、集めた情報のマーキング、加筆、読み返し、
クロスリファレンスなどの咀嚼法、組み替え、植え替え、コラージュなどの発酵法、索引化による情報の活用法まで、1冊のノートを200%使い倒すテクニックが満載です。
 ◎完全版について(Amazonでの紹介文より引用)

旧版を全面的に書き直し、特に「書き方」「貼り方」「探し方」の新技術を大幅増補しました。
また、旧版はあくまで「情報整理」に留まっていましたが、完全版では、整理した情報を成果物へとつなげる「知的生産術」まで解説を広げています。

さらに、誰でも実践できる「アナログ検索」の技術を追加し、本文写真、巻頭口絵を増やして、よりビジュアル的に楽しめる作りに変えました。
ノートのカスタマイズ法、ノートづくりに役立つ文房具、おすすめ知的生産ブックガイドも新たに加えたノート術の決定版。

仕事でもプライベートでも使え、ビジネスパーソンや学生、主婦、マメな人、ズボラな人、初心者、上級者など、あらゆる人に役立つ内容です。 

 

私はこれを読んで本書のテクニックの一部を取り入れ、必要な情報は基本的にA5サイズの『母艦ノート』というものにまとめています。 

 

◎母艦ノート選びは下記の記事も参考になると思います。

人生は1冊のノートにまとめなさい

前置きが長くなりましたが、本題の『人生は1冊のノートにまとめなさい』に話を戻します。
本書は、1冊のノートへの情報一元管理をベースとしたライフログについて書かれた本です。 
人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

人生は1冊のノートにまとめなさい
―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

  • 作者: 奥野宣之
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

記憶は消えていく

「この思い出や気持ちは一生忘れない!」
…と思っても、時間と共に記憶は薄れていくものです。
大切な経験や体験を薄れさせないためには記憶だけでは不十分で、記録が必要なんですね。
また、過去の体験や経験を振り返ることで、なぜ成功できたのか・なぜ失敗したのかを学び、人は成長していきます。
ノートを使って人生のログを残して、それをレビューすることで大きな飛躍につなげて行くことができます。

ライフログノートのススメ

SNSやブログが当たり前に使われるようになり、日常をシェアする人も多い現代ですが、SNSに投稿した記事を振り返ってみたことはあるでしょうか?
また、SNSに上げる内容は、本当の自分と言えるのでしょうか?
SNSは他者が読むことを前提に書くため、『よく見せたい』意識が入り、そこには飾った自分が描かれている場合が多いと思います。
 
ノートによるライフログSNSとは異なり、飾らないありのままの自分を記録します。
本書では、アナログノートを使って人生のすべてをノートに記録する簡単な方法が紹介されています。
予定を書く手帳や一日の内容をまとめて振り返る日記とも違います。
ライフログノートには、その場その場で起きたこと、行動したこと、感じたことを時系列で記録していきます。
そして特別な出来事があった時大きく感情が動いた時は、出来事に関連しているもの(写真・チケット・半券などなど)をどんどんノートに貼っていき、後で読み返した時に直ぐに記憶を取り戻せるようにするのがコツです。
体験したもの・感じたこと・その時の雰囲気を伝えるもの(写真など)などをどんどん入れて、自分の人生を一冊の本として育てていくと、読み返す時も楽しくなります。

ライフログを人生の羅針盤にする

ライフログを記録していると、自然に次の行動を自分で作っていく意識が芽生えます。

 ◎ノートを人生のタイムラインにする(Amazonでの紹介文より引用)

ライフログによって作られる世界でただ一つの「自分本」は、人生の航海日誌となります。

そこには、学びや感情の変化だけでなく、隠された自分のテーマも秘められています。

ライフログノートは、いわば自分の攻略本でもあり、過去の自分との対話を可能にする世界一刺激的な本なのです。

借り物の思想から脱却して、自分の頭で考え、
自分の言葉で語れるようにもなります。

そして、過去がノートとして見えることで、
前進している自分を肯定し、厚く太く自信が育っていくのです。

読み返すことが重要

ライフログは書くだけでも効果が大きいのですが、読み返すことで何倍もの効果が得られます。
体験したこと、学んだことを確実に自分の糧とするには、ライフログの読み返しが非常に有効です。
この本では、読み返しを前提としたライフログの記録法や読み返しための「マーキング」と「タイミング」の技術についても解説されています。 
人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

人生は1冊のノートにまとめなさい
―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

  • 作者: 奥野宣之
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

編集者によるレビュー動画

自分なりのライフログ

奥野氏は1冊のノートだけに情報をまとめるように提唱していますが、私はあえて2冊のノートを使っています。
 
一つは機動力重視のミニノート
A7サイズの小さなミニノートです。
これを常に持ち歩いて、なんでも記録します。
 
もう一つは母艦ノート
読み返しを前提として、情報をまとめるノートです。
ミニノートに書いた内容で、必要なものもこのノートに転記しておきます。
 

そして検索のための Evernote です。

多くの人に使われている電子ノートですが、私はこれを検索できる索引として活用しています。

使い方は簡単。

1日分のノートの写真を撮って、日付と主だったキーワードを書くだけ。
それだけでいざという時、情報を簡単に情報を引き出すことができます。

Evernote

Evernote

  • 出版社/メーカー: Evernote Corp.
  • 発売日: 2017/07/13
  • メディア: アプリ

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