TEDレビュー:アンソニー・ロビンズ「何が人を動かすのか」#リーダーシップ #自己啓発
リーダシップ系TEDプレゼンテーション
今回はアンソニー・ロビンズの「何が人を動かすのか」を紹介します。
自己啓発で世界的に有名なアンソニー・ロビンズ氏。
彼のセミナー、書籍、DVDなどは大変人気があります。
TEDのプレゼンですが、かなり早口で且つ語り口調が独特なので、リスニングはかなり難易度が高いですが、日本語字幕・英語字幕を切り替えながら何回が聴いていると、次第に内容が理解できると思います。
では、プレゼンの内容の方に移りましょう。
ロビンズ氏は「何が人生の質に違いをもたらし、何が成果の違いをもたらすのか?」というテーマを長年研究していました
多くの人は、〇〇が無い、〇〇が不足している・・・という理由で行動をおこさない。
しかしもし、すべてを与えられた時に 人はどう変わるか?
そこに待っているは破滅です。
愛情・教育・お金などに十分恵まれ、欲するものは何でも与えられて育った人は、得てして人格崩壊を起こし更正施設を出入りして人生の残りを過ごすことになる。
一方で、究極の苦難を強いられ、心理的・性的・精神的・感情的に虐げられながらも社会に大きく貢献する人が多いのも事実です。
これはどういうことなのか 我々は考えなければならない。 我々を形作るのは一体何なのか?・・・ということを。
決定的要因はリソースではなく問題解決力
つまり感情。適切な感情を持ったなら何だってやり遂げらる。
お金がなくても創意と決意で道は見つけられる。それが究極のリソースなのです。
| 人を動かす6つのニーズ
◎人格的ニーズ
第1のニーズは「確実性」
ニーズはゴールや欲求と違い普遍的。みんな苦痛を避け快適さを求めるため確実性を必要とします。
第2のニーズ「不確かさ」
もし確実性をすっかり手にいれたなら退屈するでしょう。私たちは変化を驚きを必要とします。
第3のニーズ 「重要性」
重要だ。 特別だ。 唯一だと感じたい。
第4のニーズ「繋がりと愛」
みんな愛を望みますが、多くの人は繋がりに落ち着きます。愛は怖いからです。みんな傷つきたくはない。
◎精神的ニーズ
これこそ充足の得られるものです。 最初の4つで充足は得られません。
第5のニーズ「成長」
成長しなければ人間関係が発展しなければ、ビジネスが成長しなければ、自分が成長しなければ、お金がいくらあっても無意味です。どれほど友達や愛してくれる人がいようと地獄のように感じるでしょう。私たちが成長する理由は与えられる価値あるものを持つためです。
第6のニーズは自分を越えた「貢献」
言い古されてますが生きる秘訣は与えることです。人生とは「私」ではなく「私たち」のもの 文化はそれを知っており、この場のみんなが知っています。
| 目的が人間をつくる
・どれを優先するかによって向かう方向が変わってくる。
そして向かう方向によって 行き着く先も変わります
・もう1つの要素は”地図”…目的地への行き方を示してくれるシステム。
・最後は感情
自分をコントロールしているニーズ・信念・感情を探求すること。
みなさんに頭の中にある織物ー自分をコントロールしているニーズ、信念、感情を探求して欲しいのです。
2つの理由があります。
より多くの人が与え、成功すること。みんなそうしたいとは思っています。
与えることでこそ、わたしたちは満たされるのです。
もう一つは、認められるようになること。
知的に理解するだけでなく
他の人を動かしているものを認める、ということです。
それこそが、この世界を変えられる唯一のものです。
プレゼンで ロビンズ氏が言っていた「人を動かす6つのニーズ」…
特に「貢献」については、深く考えさせられました。
◎アンソニー・ロビンズの著書を紹介
人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン
- 作者: アンソニー・ロビンズ,河本隆行
- 出版社/メーカー: 成甲書房
- 発売日: 2005/05/28
- メディア: 単行本
異業種交流会「紺碧会(英語)」「青風会(日本語)」参加者募集中です!