英文法:時制『完了形』を使いこなそう! have p.p. / had p.p. / will have p.p.
今回は英語の時制『完了形』について触れてみたいと思います。
現在形・過去形・未来系については、こちらの投稿を参考にして下さい。
完了形はそもそも日本語にはない時制ですので、良くわかっていない人、使いこなせていない人って結構いると思います。
■時制概念図
この図の矢印で書かれた部分が『完了形』を表しています。
| 現在完了形
have (has) + p.p.
過去形や未来形が1点を表すのに対して、完了形は『ある期間』という概念が含まれます。
① 継続:ずっと〜だ
※過去のある時点から現在にわたって継続していること
② 経験:〜をしたことがある
※過去のある時点から現在までに経験したこと
③ 完了:〜し終わった
※過去のある時点から現在までやっていた動作が完了したこと
④ 結果:(〜した結果)・・・だ
※過去のある時点から現在までの間に起こった出来事に対する結果
完了
I finished my homework.
宿題が終わった。(過去形)
※過去の1点における出来事。
I have just finished my homework.
宿題がちょうど今、終わったところだ。(現在完了形:完了)
※ある動作が継続していて、今、完了したことを表す
継続
I lives in Japan.
私は日本に住んでいます。(現在形)
※今現在、日本に住んでいることを表現。過去は分からない。
I lived in Japan ten years ago.
10年前に日本に住んでいました。(過去形)
※10年前という過去の1点において、日本に住んでいたことを表現。
I have lived in Japan for ten years.
私は日本に10年住んでいます。(現在完了形:継続)
※10年前からずっと日本に住んでいることを表現。
経験
I went to Spain last year.
去年スペインに行きました。(過去形)
※過去の1点における出来事。
I have been to Spain once.
1度だけスペインに行ったことがあります。(現在完了形:経験)
※過去から現在までに期間において、起こった出来事。
(いつ起きたかは特定しなていない。)
結果
He went to Spain.
彼はスペインに行きました。(過去形)
※過去の1点における出来事。
He have gone to Spain.
彼はスペインに行ってしまいました。(現在完了形:結果)
※過去出来事の結果、現在まで続いている状況。
| 過去完了形
had + p.p.
現在完了形がそのまま過去の一時点に動いた形。
基本的な考え方は現在完了形と一緒。
I lived in Spain before.
私は以前スペインに住んでいました。(過去形)
※過去の1点における出来事。
I had lived in Spain for three years.
私は以前スペインに3年間住んでいました。(過去完了形)
※過去のある期間における経験。
| 未来完了形
will have + p.p.
現在完了形がそのまま未来の一時点に動いた形。
基本的な考え方は現在完了形と一緒。
I will finish my homework by tonight
今夜までには宿題は終わるだろう。(未来形)
※未来の1点における出来事。
※漠然と今夜までには終わっているだろうというイメージ。
I will have finished my homework by tonight.
今夜までには宿題は終わっているだろう。(未来完了形)
※未来のある時点までの継続動作の完了。
※ずーと宿題をやっていて今夜までには終わるというイメージ。
いかがでしたか?
今回は『完了形』について説明させて頂きました。
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こちら↓↓↓の記事も参考にして下さいね。
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