横田基地 日米友好祭2018 レビュー 前編 [ミリタリー・航空機・米軍・自衛隊]
横田基地『日米友好祭2018』に行ってきたので、今回はそれをレビューしたいと思います。
横田基地内に入ったのは今回が初めて。
凄い数の来場者で、非常に人気のあるイベントだと再認識しました。
|自衛隊のPAC3がお出迎え
エントランスを抜けてイベント会場に向かう途中に自衛隊のPAC-3が展示してありました。
PAC-3は地対空誘導弾パトリオット3の略称で、弾道ミサイルなどを迎撃するシステムです。
パトリオット(ミサイル)の旧世代型は91年の湾岸戦争時、イスラエルやサウジアラビアに配備され、イラク・フセイン政権のスカッドミサイルを迎撃したことで知られています。
導入を検討している「イージス・アショア」(陸上設置型のイージス弾道ミサイル防衛システム)が配備されると、さらに防衛力が上がると思われます。
なお、PAC-3などの地対空ミサイルにより敵航空機・ミサイルを迎撃する部隊を自衛隊では「高射部隊」と呼称しているようです。 なんだかカッコイイ響きです。
|自衛官募集のポスターがアニオタ狙いでw
自衛隊は何から我々を守っているんでしょうかw
もしかすると想像を絶するファンタジー世界の敵が日本侵略を企んでいるのかもしれません。
|V-22 オスプレイ
初めて間近でオスプレイを見ました。
たくさんの人が関心を寄せていて、搭乗待ちの長蛇の列ができていました。
(搭乗と言っても中に入れるだけで、飛びませんが…)
個人的にはオスプレイは日本こそ導入すべき航空機だと思っています。
日本は世界有数の災害大国であり、山や島の多い地域で、一般の航空機が入れないような場所で災害が発生することが多いです。
オスプレイであれば、このような地域に速やかに物資を運搬することが可能です。
オスプレイは従来の輸送ヘリより航続距離も長く、物資搭載量も多いので、災害時のライフライン確保に役立つはずです。
また、一部の人たちがオスプレイの安全性を問題視して導入反対を訴えていますが、こちらの記事を読むと、むしろ一般のヘリコプターより事故率は低いようです。
垂直離着陸が可能で、ヘリコプターより航続距離が長く、物資搭載量も多いオスプレイは、おそらく日本と隣接する国にとっては脅威なのかもしれません。
導入反対の背景にはそんな国の影が見え隠れする気がしますが…
|A-10 サンダーボルトⅡ
エリア88のソーシャルゲームをプロデュースした私ですが、恥ずかしながらA-10の実物を見たのはこれが初めてです。
ゲーム制作時に本機のスペックや活躍の歴史はかなり勉強しましたが、実機を見ると圧倒されますね!
フェアチャイルド A-10 サンダーボルトⅡ の運用開始は1977年3月10日ですので、もう40年も前の攻撃機ですが、いまだに現役で運用されています。
その理由としては、湾岸戦争やシリア紛争などでの高いミッション遂行率と生存率が挙げられます。
例えるならA-10は空飛ぶ戦車です。
現代機らしからぬ大きく水平に伸びる主翼と主翼の付け根にマウントされた大型のジェットエンジン、そして何と言って機首に取り付けられた「GAU-8 アヴェンジャー 30mmガトリング砲」が特徴の猛禽を思わせる風貌です。
アヴェンジャーに触らせてもらいましたよ〜 感動!
現代機に比べるとA-10の電子装備(アビオニクス)は貧弱なのですが、堅牢なボディとたとえ主翼の片方が失われても飛び続けることができる生存性の高さによって、いまだに運用され続けているのです。
あと、コクピットの横には搭乗パイロットの名前が書かれているんですね。
PILOT - 1LT LUKE ROCKWELL という文字が見えますが、これは「パイロット:ルーク・ロックウェル中尉」という意味です。
くぅ〜ッ コクピット見たかったなぁ。
こちらもかなり待たねばコクピットに上がれないくらいの長蛇の列でした。
こんなところで前編はおしまいにしましょう。
|エリア88
今でも絶賛運営中のソーシャルゲーム「エリア88」を紹介してきます。
タカラ 1/100 エリア88
グレッグ専用 サンダーボルト
フェアチャイルド A10A サンダーボルト
- 出版社/メーカー: タカラ
■後編はこちら
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