書籍レビュー: 学びを結果に変える アウトプット大全(樺沢紫苑著)〜 アウトプットで人生は劇的に変わる! その重要性とHOW TO が盛り込まれた正に『大全』! [自己啓発][アウトプット][仕事術]
アウトプット力養成中の私としては、正に求めていた書籍と言えます!
本書はアウトプットの効果やHOW TOを解説するのみならず、仕事や生活の場でそれらを活かす方法、そしてインプットとアウトプットの操り返しによって人生をレベルアップさせていくことについて詳しく解説されています。
この本はざっと読むだけでは勿体ない!
繰り返し読んでは実践していくことで、大きな成長を遂げることができると確信しました。
すでに私の『座右の書』となっています。
著者紹介
帰国後、東京で樺沢心理学研究所を設立。
現在は主に執筆活動を行っており、多くの著書を出版。
正にアウトプットの大家として知られています。
著者が行なっているアウトプットの一部
アウトプットの定義
インプット = 「入力」すること
●読む ●聞く
→ 「脳内世界」が変わる
アウトプット = 「出力」すること
●話す ●書く ●行動する
→ 「現実世界」が変わる
インプットは「脳世界」が変化するだけ。
アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができる。
21世紀は情報化社会。
巷は情報に溢れてインプット過多の傾向が強く、インプットの量に対してアウトプットの量が極端に少ない人が多いようです。
|成長曲線は、アウトプットの量で決まる
私はこの一節を読んで、ガツーンと食らった感じでした。
かつての自分はインプット偏重で、本書に書かれている通り「わかったつもり」になっていたのです。
インプットする量や時間に対して、本当に学んでいたことは少なかったんだということに気付かされました。
|インプットとアウトプットの黄金比は3:7
ある調査によると、大抵の人のインプットとアウトプットの比率は7:3だそうです。
これはインプット過剰と言えます。
「インプット過剰/アウトプット不足」これこそが「勉強しているのに成長しない」最大の要因と言えます。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7。インプットの倍の量のアウトプットをする努力が求められます。
|アウトプットの結果を見直し、次にいかす
インプットとアウトプットを繰り返すことで人は成長していくが、次のインプットの前にフィードバックを行うことが不可欠です。
アウトプットによって得られた反応を評価し、次のインプットに修正を加えていきます。
インプットしてアウトプットすると必ず「疑問」が生まれてきます。
その疑問を放置せず、突き詰めることで「気付き」が見えてきます。
「なぜ」を解決して乗り越えることで成長していきます。
アウトプット後に適切なフィードバック(評価)を行なって次のインプットにつなげていくことは、現在の自分にとっても重要課題になっています。
やりっぱなしにせずに、ひとつひとつキチンと向き合って行く事で大きく成長できる…
アウトプットの後のフィードバック…意識していきたいと思います。
アウトプットの6つのメリット
アウトプットをすることで人生が楽しく、豊かに変わっていきます。
これだけのメリットがあるのであれば、積極的にアウトプットしないのは損。
積極的にアウトプットして行きたいですね。
人生の成功法則、それが「アウトプット」
学びを結果に変えるアウトプット大全
(Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
いかがでしたか?
今回は本書の第1章を要約して紹介してみました。
第2章以降は「話し方」「書き方」「行動力」それぞれについて詳しく述べられ、最終章ではアウトプット力を高める具体的なトレーニング方法が紹介されています。
どの章も非常に有益な内容になっていますので、是非本書を手に取って読んでみてはいかがでしょうか。そして学んだ内容をアウトプットして学びを深めて行けたら良いのではないかと思います。
最後に第3章「能力を最大限に引き出す書き方」 から手書きの効果について紹介します。
スタンヴァンゲル大学(ノルウェー)とマルセイユ大学(フランス)の共同研究で、「手書き」と「タイピング」で記憶の実験を行なった結果、タイピングよりも手書きの方が記憶に残りやすいという結果が示されました。
手書きで紙に書いた方が、より記憶に残りやすく、勉強効果が高いことが明らかになっています。
手書き派の私としては嬉しい情報です!
また本書では「楽しく書く」ことについても述べられており、「自己成長のための『相棒』に惜しみなく投資を」することも推奨されています。
ここで言う『相棒』とは、すなわち『文房具』のことです。
当ブログでは文房具についても紹介しておりますので、よかったら関連記事も参考になさってください。
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