旅行:ESTA(米国電子渡航認証システム)申請で気をつけたいこと。代行サイトは高額な手数料がかかるので要注意! [旅行・申請]
今回はESTA(米国電子渡航認証システム)の申請でちょっとしたトラブルに遭ってしまった件について紹介したいと思います。
◆目次◆
ESTAとは?
ESTAとは米国の電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)の略称で、観光や出張など90日以内の短期滞在で、特定のビザを持たずにアメリカへ渡航する場合に必要となる事前承認システムのことです。
2009年1月から米国国土安全保障省(DHS)が義務化していますので、渡米する際にはESTAの申請が必須となっています。
2018年現在、申請費用$14で有効期限は2年間となっています。
WEBページから簡単に申請が可能です。
まぎらわしい代行サイト
ブラウザで『ESTA』と検索すると複数のサイトがヒットします。
公式サイト以外は殆ど『手続き代行サイト』です。
うっかり手続き代行サイトから申請すると高額な手数料が請求されます。
一見すると代行サイトだと判別がつきにくい上、代行手数料については具体的に明記していない、または極めて分かりづらい形で書かれているので注意が必要です。
かくいう私も公式サイトと勘違いして手続きをしてしまい、クレジットカードの明細を確認した際に高額な手数料を請求されていたことに気づきました!
請求額$89! ESTAの申請は$14ですので、代行手数料に$75かかったことになります。
代行サイトからの申請でも、結局英語で書かれたフォームに記載していくので、公式サイトの手続きと全く変わりません。
代行サービスとしては、申請でトラブルが合った際に対応してくれるらしいです。
私の場合はノートラブルだったので、相手方はほぼ何もせずに$75を代行手数料として得られたというわけです。
返金要求でお金が戻ってくる可能性がある
私がESTAを申請したサイトは問い合わせフォームが用意されており、そこには『返金要求』という項目がありました。
不当に高い手数料であり、領収書の発行もないことから、ダメ元でこちらにキャンセルと返金の要求を出してみたところ、数日後に以下のようなEmailが返信されてきました。
なんと返金要求に応じてくれるとのこと。
なお、キャンセルではなく、ESTAの申請は完了しているのでESTA申請費の$14だけの請求となり、代行手数料の$75を返金するという趣旨でした。
後日クレジットカードに$75の返金があったことを確認できてホッとしました。
私の場合、代行サービスからの申請の後、領収書も送られてきませんでした。
ですので、手数料が取られたのがわかったのはクレジットカードの明細を確認した後でした。
私の場合は返金されて事なきを得ましたが、このようなトラブルに遭わないように、ESTA申請の際は事前に公式サイトか代行サービスサイトかどうか良く確認してから申請して下さい。
◎アメリカ旅行のガイドブックにはESTAの申請方法も紹介されています。
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2017/06/22
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