ゲーム回顧:その日、悪魔は"生きろ!"と言った「エリア88」モバゲー&GREE
本日8月8日にちなんで、今回は昔私がプロデュースした「エリア88」のソーシャルゲームを紹介したいと思います。
旧ダーツライブゲームズが開発・運営した本ゲームですが、現在は(株)アルグラフ社によって運営が続けれています。
2012年11月27日配信ですから、もう6年になるんですね。
すごい長寿じゃないすかね?
大切に運営して頂いてアルグラフさんに感謝です!
ダーツライブゲームズ時代は、私の大好きな小説やマンガやアニメをゲーム化させて頂きました。
・・・と、今でもこのタイトル群を見ると短い期間によくリリースしたなぁ…と感慨深いものがあります。
中でも「エリア88」は企画やゲームシステムからガッツリ入れ込んで創っていたことに加え、私が最後に配信したソーシャルゲームなので、かなりの思い入れがあります。
原作は本当に大好きで何度も読みなおした作品です。
「エリア88」をご存知ない方もおられると思うので、簡単に原作の概要を紹介しましょう。
主人公「風間真(シン)」は将来有望な大手航空会社の新人パイロットでした。
研修先のフランスで親友「神崎悟」に謀られ、外人部隊に送られしまいます。
莫大な違約金を支払い、恋人の待つ日本へ帰ることをひたすら夢見て・・・
死線をかいくぐり、外人部隊「エリア88」で一騎当千の戦闘機乗りとして頭角を現すようになっていきます・・・
- 作者: 新谷かおる
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2003/09/26
- メディア: コミック
「エリア88」には、個性的な傭兵パイロットやさまざまな戦闘機が登場します。
エリア88のソーシャルゲームを制作するにあたり、プレイヤーはかなりの戦闘機ファンであることが想定されたため、戦闘機の設定には本当に苦労しました。
おかげで一時期「軍オタ」モドキになってしまいました(汗
当時のソーシャルゲームとしては珍しく、戦闘機のグラフィックは3Dモデルから制作しています。
これにより、さまざまなアングルや登場キャラクターのパーソナルマーキングなどを表現することが可能になりました。
パイロット+戦闘機という構成上、ここはどうしても譲れないポイントでした。
戦闘機の設定や装備についても、なるべく実在の戦闘機に近づけたつもりです。
いや~ホント自分のこだわりで仕事量が増えて、自分の首を絞める・・・というヤツです。
今でも運営が続いているということは、この辺のこだわりはプレイヤーから評価して頂けたのかな・・・と思っています。
(もちろんアルグラフさんが運営を頑張ってくれているおかげですが。)
そんな訳で今日8月8日は「エリア88」の日・・・と勝手に決めてます。
まだ運営していますので、よかったらプレイしてみて下さい。
異業種交流会「紺碧会(英語)」「青風会(日本語)」参加者募集中です!
エリア88他、私の手掛けたゲームの開発秘話もご披露しますよ。
- 作者: 新谷かおる
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2013/12/27
- メディア: Kindle版