ゲーム回顧:『テトリス』と『アマガミ』について振り返ってみる [ゲーム・PC・テトリス]
2009年…忘れもしません。
■テトリスオンライン
確かな可能性を感じての冒険でしたが、実情はかな~りキビシく、起死回生を必要としている状況と分かるまでそう時間はかかりませんでした。
■モバイル版『キミキス』
■原作の『キミキス』(PlayStation2)
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/02/14
- メディア: Video Game
|予想を超える反響のアマガミ
エンターブレインの大ヒットギャルゲー『アマガミ』は、PlayStation2用のゲームとして2009年3月19日に発売されましたが、発売早々に『テトリス』+『アマガミ』のコラボ企画を提案し、プロジェクトが動き始めたのです。
- 出版社/メーカー: 角川ゲームス
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: Video Game
前作のヒットもあり、『アマガミ』がヒットするのは想定していましたが、予想を超える反響の大ヒットになり、早々とアニメ化の話も持ち上がってました。
…正直、自分の先見の明に惚れ惚れしていましたねぇ…当時は。
|アマガミテトリス開発秘話
まず、ストーリー部分は全て『アマガミ』のオリジナルスタッフが制作。
原作の声優を起用して新たに収録し、ストーリーもテトリスもフルボイスで楽しめるという豪華さ!
BGMは全曲オリジナルとクラシック(FM音源チックなサウンド)の2タイプが選択可能。
テトリスオンライン側のスタッフ不足につき、自らも数年ぶりにコードを書いて、なんとか完成にこぎつけたのでした。
完成したものは、アマガミファンであれば納得のクオリティだったと自負しております。
テトリス部分も「Tスピン」以外にも「J・L・S・Z・I」ミノでもスピン技が使えるという当時最新のルールを採用していました。
ヒロイン別に
…と無事にリリースされたのです。
いずれもテトリスオンライン上のデータ販売のみでした。
■プレイ動画(ストーリー込み:YouTube)
しかし………
|不遇の『アマガミテトリス』(涙
あとひと月だったのに………
コンテンツ単体ではどうにもならない所まで来ていたのかも知れませんが、ひと花咲かせてあげられる可能性が高かったので非常に悔やまれますね。
出回った数が極端に少ないゲームなのに、先ほど紹介したニコニコの動画は1万回以上再生されてることを考えると、アニメ化後にamazonでパッケージ販売できていたら………と思わずにいられません。
実現していたら………と思うと何とも切ないですね〜
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