紺碧ブログ

自転車や写真など筆者が関心のあることを気ままに書いていくブログです。

書籍レビュー:頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? [自己啓発][ノート術][仕事術]

f:id:konpekikai:20181005121423j:plain

今回は書籍「頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか」(高橋政史著)をレビューしたいと思います。
 
この本を読んだのはかなり前になりますが、それ以来本書の手法を取り入れてノートを書いています。
レビューにあたり改めて読み直しみましたが、新たな気付きもありました。

頭のいい人は方眼ノートを使う

マッキンゼー外資コンサルタント、東大生合格性…
頭のいい人はみんな「方眼ノート」を使っています。 
方眼ノートを使えば頭が中が整理できるからです。

f:id:konpekikai:20181005121519j:plain

筆者は元マッキンゼーのパートナー(役員)の上司からいきなりパソコンに向かうな」と言われ、A4の方眼ノートを渡されたそうです。
パソコンに向かう前に方眼ノートを使ってみると、自分の思考がみるみる整理されていきます。
その経験から『ノートは単にメモをする”道具(ツール)”以上のパワーを秘めている』と実感したそうです。

方眼ノートの効果

方眼ノートの効果
方眼ノートを活用することで以下の効果が期待できます。
①記憶力がアップする
③問題解決能力が高まる
④プレゼンがうまくなる
⑤モチベーションが上がる
⑥勉強力が高まる
PCアプリに例えると…
『横罫線ノート= Word
『方眼ノート= Power Point
だと思っています。
情報の見やすさは Word より Power Point の方が圧倒的に高いのは納得でしょう。
 
方眼だと「美しく書ける」
①余白がキレイにとれる
②行頭・段落が美しくそろう
③行間をバランスよくとれる
④文字サイズを調整できる
⑤読みやすい文字が書ける
⑥図表を描くのが簡単
⑦正確なグラフが描ける
私もノートは方眼やドット方眼を好んで使っています。
横罫線のノートより自然とビジュアル化を意識しますし、構成を考えながら書く癖もついてきます。
後述の3分割フォーマットを使うことで効果的なノートを書くことが可能になり、整理されて見返ししやすいノートにしていくことが可能です。
この本を読んでからは、会議録や思考整理で積極的に活用しています。

頭が良くなるノート
vs能力にフタをするノート

頭がよくなるノート
・見るからにすっきりと美しい
・A4サイズ以上の大きさである
・使うペンは3色以内
・1ページ1テーマで書かれている
・黒板、ホワイトボードに書かれたものを整理して書いてある
・余白が十分とられている
・図、表、絵、グラフなどがたくさん入っている
・ノートを見返して再現できる
私は『母艦ノート』と称したA5サイズのノートを愛用のノートカバーと一緒に使ってます。

 基本的に見開き(2ページ)で1テーマとすることでA4サイズの面積を確保できるので、本書の推奨する手法を活用することができるのです。

またA5サイズは持ち運びも比較的コンパクトで、個人的にはこれ以上大きくなるとやや使いづらく感じてしまいます。
 
能力にフタをするノート
 
・第一印象がきたない。見返す気になれない
・A6以下、メモ帳サイズなどで小さい
・4色以上ペンを使っている
・あれもこれも、とりあえず書き込んである
・黒板、ホワイトボードに書かれたものを丸写ししただけ
・余白がなく、びっしり書いてある
・図、表、絵、グラフなどがなく、文字だけで書かれている
・見返しても内容を再現できない
 
私の使い方
この本からメモとノートを明確に分けるということを学びました。
メモはガシガシ情報を貯め込み、それを整理してノートにまとめることで、使える情報となっていきます。
 
私は機動力の手帳&A7メモ、読み返しする整理された情報をまとめたA5ノートという運用で落ち着いています。
また、ノートの索引や検索用としてEvernoteも活用しています。
 
思考実験を行うときもノートです。
思考するテーマに応じで『母艦ノート』にそのまま書いたり、思考用に使ってるA4サイズのマルマン「Mnemosyne(ニーモシネ)」を使ったりしています。
なお、「Mnemosyne(ニーモシネ)」などに書いたものは、整理した上で最終的には『母艦ノート』にまとめています。
マルマン ノート ニーモシネ A4 方眼罫 N180A

マルマン ノート ニーモシネ A4 方眼罫 N180A

  • 出版社/メーカー: マルマン(maruman)
  • 発売日: 2015/02/16 

頭がよくなるノート3法則!

  ◎「思考の補助線(ガイドライン)」があるからまとめやすい!

f:id:konpekikai:20181005122216p:plain

新聞のようにパッと広げればすぐに内容がわかるようなノートが理想です。

そのためには「見出し」と「事実」「解釈」「行動」の3分割でノートを書くと理解スピードが加速する再現性の高いノートをつくることができます。

  [例] 勉強ノート

f:id:konpekikai:20181005122312j:plain

  • 上の余白スペース:見出し
    3ポイントで内容をまとめる
  • 左のスペース:板書
  • 中央のスペース:気づいた点や疑問点を書く
  • 右のスペース:板書⇒気づき⇒理解を深めた上で、「要は何か?」を簡潔に要約して整理しておく
[例] 仕事ノート

f:id:konpekikai:20181005122424j:plain

  • 上の余白スペース:見出し
    「要は何か?」を書く
  • 左のスペース:事実を書き出す(箇条書き)
  • 中央のスペース:「なぜを5回」
    トヨタ式『なぜなぜ分析』)
  • 右のスペース:事実⇒解釈を踏まえ、現時点で何をするか「行動(打ち手)」を決める

方眼ノートを使ってレベルアップしよう!

私の会社ではノートPCで議事録を取っている人が多いのですが、私は断然手書き派です。

紹介してきたように本書に紹介された方眼ノート術を活用することによって学習や仕事の効率が大きく向上しまので、手書きのアドバンテージを感じています。

最終的にデジタルに落とし込むとしても、まず手書きノートから…

思考も整理され、記憶の定着も良いのでオススメですよ!

図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

  • 作者: 高橋政史
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2014/11/06
  • メディア: 単行本
  •  

ノートを変えるだけで、勉強ができるようになる、仕事ができる人になる、魔法の一冊を、ぜひお試しあれ!

<ノートを変えるだけで、「6つの能力」がアップ! >
1.「忘れない記憶」ができるようになり、記憶力がアップする!
2.「黄金の3分割」で、ロジカルシンキングができるようになる!
3.「新聞のように、ノートにも見出し」をつけるだけで、問題解決力が高まる!
4.「初公開! プレゼンノート」で、プレゼンがうまくなる!
5.「書き心地ファースト! 」な紙とペンで、モチベーションが上がる!
6.「ストーリーとしてのノート戦略」で、勉強力が高まる!

 

◎方眼ノート選びは下記の記事も参考になると思います。

交流会参加者募集!

交流会「紺碧会(英語)」「青風会(日本語)」参加者募集中です!
お互いの学びをシェアしませんか?
参加にご興味があれば↓↓↓こちら↓↓↓をご覧ください。

 

⬇️記事が面白かったら『⭐️スターボタン』を押していただけると励みになります!