紺碧ブログ

自転車や写真など筆者が関心のあることを気ままに書いていくブログです。

【ロードバイク】日光いろは坂/山王峠/霧降高原 約100kmのロングヒルクライム【クロモリ】

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山王峠頂上にある標識にて

 

2021年9月20日(月)
日光いろは坂〜山王峠〜川俣温泉郷〜大笹牧場〜霧降高原のロングヒルクライム(約100km)にトライしてきました🚴‍♂️

目次

 

 

3週間のブランク

草津温泉渋峠のライドから約3週間もの間ライドに行けてませんでした🚴‍♂️

理由は色々…

コロナワクチン接種、足の不調、天候不良…などが重なり、早朝にPSF1で近場を走るか自宅で3本ローラーに乗るくらいしかやれず『ライドに行きたい症候群』がMAX状態に…

 

コロナワクチン接種では1回目、2回目共に特に副反応などなく、9月18日(土)に2回目の接種を受けて翌19日(日)は一応一日中家で大人しくしていたが、20日(月)はもう我慢できずロードバイクを車載して日光へ🚙💦
いつもの「大谷川河川敷駐車場」に駐車してロードバイクを組み立てる🚴‍♂️
今回は兼ねてより挑戦したかった「ロードバイクいろは坂を登る」を第一目標とし、その先はまだ行ったことない「山王峠」を走る。
「山王峠」を超えて「川俣温泉郷」に出て「またぎの里」というお店で「熊・鹿料理」を食べる…という計画を立てた。

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いつもの大谷川河川敷駐車場からスタート

いろは坂を登り中禅寺湖へ…

PSF1で一度登った「いろは坂」だが、今回は完全人力のみのロードバイク
さて自分はロードバイクで「いろは坂」を制覇できるだろうか?

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逆走禁止の「いろは坂ヒルクライム開始!

前回の記事で紹介した「コンチネンタル・グランプリ5000」タイヤとスプロケ換装のお陰もあってか「いろは坂」がそんなにキツくない!

ほとんどダンシングしないで登れてしまった。
勿論足付きなし!
中禅寺湖まで一気に走り切る事ができた。

後で調べてわかったのだが、「第一いろは坂(登り)」は平均勾配5.6%。距離は約7kmなので、これまでに挑戦してきたビーナスラインや乗鞍エコーライン、奥武蔵グリーンライン渋峠などよりずっと難易度は低かったようだ。

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快晴の中禅寺湖

この日の中禅寺湖は快晴で本当に綺麗!
男体山にも雲一つなかったので、ハイキングをするのも絶好の日だったと思う。

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雲一つかかっていない男体山

結構キツイぜ山王峠

第一目標の「いろは坂」を登り切っても脚力はまだまだ余裕があったので、計画通りに「山王峠」に向かう。
竜頭の滝から戦場ヶ原の平坦を抜けて光徳へ…
「山王峠」の入り口は「光徳牧場」のすぐ横(山王林道)
林道なのだがしっかりとした舗装路でロードバイクでも走れることはリサーチ済みだ。

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王林道入り口

実はここからが本格的なヒルクライムと言っていい。
九十九折が続く登りの連続…
斜度も結構キツイ。
体力がどんどん落ちてきて辛くなってきた頃、漸く山王峠の一番高い場所に到達🚴‍♂️

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山王峠という標識はないが、どうやらここが頂上らしい…

ここからおよそ16kmの長い長い下り…
落ち葉や小枝が落ちていたり、舗装が傷んでいたりで少し怖い下り坂。
調子に乗るとコケそうになるので慎重に下る。
タイヤ変えておいて良かった。
前のタイヤだったら絶対にヤバいだろコレ。

ダウンヒルで安心のグリップ力…コンチネンタル・グランプリ5000!

 

路面が荒れていたので、とにかくハンドルから手に伝わる振動がキツかった。
シマノのゲルパッド入りサイクルグローブをしていたが、それでも手が痺れてしまった。

ちなみに今まではワークマンのグローブを使っていたんだが、ロードでのロングライド用にちゃんとしたサイクルグローブを購入した。
流石に自転車専用だけあってフィット感と発汗性、ゲルパッドによる振動吸収性はかなりいいです!
ただ、荒れた舗装の長い下りだとグローブ性能だけではどうにもならんのですわ。

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王林道を抜けて川俣温泉郷に出る

川俣温泉郷に着いたのは丁度お昼時。
まずは観光スポットの間欠泉を見に行ったけど…
残念ながら吹き上げは見られず…10分ほど待ったけどダメだったので諦めて立ち去ることにした。

 時間によっては↑こんなふうに噴出すのを見られるそうです。

 

お腹が減っているのでお店を探します。
予め調べておいた「またぎの里」で鹿や熊といったジビエ料理を楽しみたいと思ってたんですよ。
Google先生によれば営業中らしい。

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熊・鹿料理「またぎの里」

店の前にも「営業中」の看板がありましたが、店員さんがおりません。
ドアも鍵がかかっており、どうやら「休業中」らしいです😭

コロナ禍ですし休業なのは仕方ありません。
気を取り直して他の店を探します。
こんなこともあろうかともう1件調べておいたのです。
「そば処瀬戸合峡」
・・・ところ、ここも「休業中」!

ヤバい!
飯が食えない!

こうなったらもう「大笹牧場」まで行くしかない!
川俣温泉から大笹牧場のルートは「登り」で20km以上!
ああ、携帯食をもっと持ってくるのだった…

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美しい「瀬戸合峡」…しかし空腹MAX

しかし、店がないので仕方がない。
気合を入れて大笹牧場へ向かいます。
思い返せばココから大笹牧場までは、この日一番の辛い行程でした💦
サイクルジャージのポケットに忍ばせておいた最後の羊羹を食べて辛うじてハンガーノックを防ぎます。
そういえば4月後半に友人とここの逆コースを通ったんだっけなぁ。
霧降高原の登りを抜けて長い下りを楽しんでいたっけ。

今回は正にその逆で長い登り坂に苦しんでいるのだった。

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大笹牧場についた!

20kmの登りをなんとかクリアして遂に大笹牧場に到着!
この間、激坂がなかったのが救いだった。

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大笹牧場のサイクルラックに駐輪!

大笹牧場のサイクルラックに駐輪した時、ちょうど隣に駐輪していたビアンキのお兄さんから声をかけられた。
彼は今市在住で自宅からここまで良く登ってくるとのこと。
自分の今日の行程を話したらかなり驚いていました。
まあ、ここまでで80kmくらい走ってますから…しかも平坦が殆どない山岳地帯を…

時刻は14時を少し回ったところ。
よし遅めのランチじゃ!

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大笹牧場で食べたソースカツ丼


ソースカツ丼でガッツリエネルギー補充!
残りは霧降高原頂上までラストクライム!

大笹牧場を出て坂を登ると自分の前にかなりシンドそうに登っている「DE ROSA」のお兄さん。
自分もシンドイけど大笹牧場で一休みしたので、もうちょっと余裕はあった。
彼を抜かすときに一声「登り辛いっすね〜」
彼から「辛いっすね〜」
・・・なんともヘロヘロクライマーの会話だ。
ヒルクライム後半なんて誰でもこんな感じなんだろうか?

最後の登りの頂上「六方沢展望台」に到着🚴‍♂️
ここで先ほど抜いてきた「DE ROSA」のお兄さんも到着し、暫し歓談。
彼もヒルクライム好きで、なんと自分と全く同じコースを走ってきたとのこと。
なんか共感を感じて意気投合してしまった。
ここ最近行った峠の話などをして別れる。
ロードに乗っていると偶然出会ったロード乗りと話すことが良くあるな…と思う。

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霧降高原「六方沢展望台」にて

最後は斜度8%を超える霧降高原の坂を下って大谷川河川敷駐車場へ🚴‍♂️
斜度はキツイけど舗装が綺麗なので気持ちのいいダウンヒルを楽しめた。

感想

3週間のブランク空けもあって思いっきり走りたい!
・・・ということで計画した今回のヒルクライム
山岳約100kmの行程はやはり体力的にキツかった。
帰りの運転が眠気との戦いになったのは言うまでもない。
電車輪行の方が良かったかな?

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今回のライドは走行距離98.38km。獲得標高は2,221mでした。
カロリー5,128kcalって凄いな!

最後は古河市の「いちの湯」で疲れを癒して帰りました。

 

愛車クロモリ・ロードバイク「グレッグ・レモン・サルテ」の詳細は、↓こちらの記事にまとめていますので興味があれば読んでみてください。

BESVの折り畳みe-Bikeミニベロ「PSF1」も所有しています。
詳細は↓の記事をご覧ください。

konpekikai.hatenablog.com

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